コンクリート住宅だからこそできる!屋上バルコニーという暮らし方
こんにちは!
今日は、コンクリート住宅ならではの魅力のひとつ、「屋上バルコニー」の活用についてお話ししたいと思います。
「屋上でBBQができたらいいな」
「子どもの遊び場に使えたらいいのに…」
そんな夢、実は現実にできるんです。
そして、それが実現できるのは、頑丈な構造を持つコンクリート住宅だからこそ。
木造住宅ではなかなか難しい「屋上利用」の可能性を、北海道の住宅事情も踏まえてわかりやすくご紹介します。

~屋上バルコニーって、実際どう使えるの?~
屋上のスペースは、建物の“最上部”にある、プライベートな空間です。
〈活用方法はさまざま〉
- ・家族や友人とBBQを楽しむ(火気を使用する場合はオプション工事が必要になります)
- ・子どものプール遊びスペースに
- ・趣味のガーデニング
- ・ペットの運動スペース
- ・星を眺める静かな時間
まるで別荘の屋外テラスのように、自宅に“もう一つのリビング”が増える感覚です。
特に札幌の街中のように敷地が限られていたり、隣地との距離が近い地域では、地面レベルに庭を設けるのが難しいケースも多いですよね。
そんなとき、この屋上空間が「もう一つの庭」になります。

~屋上利用は「敷地の有効活用」~
土地には限りがあります。特に都市部では、敷地いっぱいに建てるケースも少なくありません。
その場合、屋上の活用が実質“唯一の庭”になることもあります。
また、屋上は道路から見えにくいため、
- ・外部の視線が気にならない
- ・防犯面でも安心
といったメリットも。
外に庭を作ると周囲の目が気になる…という方にも、屋上ならではのプライベート感が大きな魅力になります。
~木造住宅との違い:「構造」がカギ~
「木造でも屋上つけられないの?」という質問をよくいただきますが、結論から言うとかなり難しいのが現実です。
理由は明快で、構造的な強度が足りないため。
- ・屋上は風や雪の荷重を直接受ける場所
- ・長期的に重さや水分、凍害にも耐えなければならない
- ・手すりや防水処理も構造に大きな負担をかける
木造住宅では、こうした負担に耐える設計にすると非常にコストがかかる上、メンテナンスも大変。
その点、鉄筋コンクリート住宅は屋上利用を前提にした構造計画が可能です。
建物全体の強度が高く、屋根=屋上として活用することも問題ありません。
屋上利用を現実にできるのは、まさにコンクリート住宅の特権なのです。
屋上に上がる方法には種類があります
屋上を使うためには、当然「上がるための手段」が必要ですよね。
実はこの部分が、意外と重要なポイントなんです。
① 外階段(屋外階段)

屋外から屋上へ直接上がるタイプ。
【メリット】
- ・最もコストを抑えられる方法
- ・建物内部に階段スペースを取らずに済む
【デメリット】
- ・冬は雪で階段が滑りやすく、危険
- ・結局、冬季にはあまり使わないケースが多い
- ・雨風にさらされやすく、メンテナンスが必要
「夏場のBBQだけできればOK!」という方には合っていますが、通年で使いたい方には不向きです。
② 中階段(室内からのアクセス)
建物内部に、屋上に直接つながる階段を設ける方法です。
【メリット】
- ・雨や雪の日でも安全に屋上へ行ける
- ・冬でも利用可能
- ・小さなお子様や高齢の方にも安心
【デメリット】
- ・建築コストがやや高くなる
- ・建物の間取りに影響する(階段室が必要)
また、屋上への出入りに小さな部屋(ペントハウス)を設けるケースもあります。
ここに収納を設けたり、洗濯物を持って上がるのに便利だったりと、活用次第で“屋上空間の質”も変わります。

~冬の北海道でも屋上は使えるの?~
「北海道で屋上って実際どうなの?」とよく聞かれます。
たしかに、冬は屋上に雪が積もるので、夏のようには使えません。
ただ、実際には…
- ・春〜秋はBBQやガーデニングを満喫
- ・冬はベランダや中庭的な空間としてライトに使う
- ・屋上からの雪下ろし作業スペースにもなる
など、1年を通して“まったく使えない”というわけではありません。
また、屋上緑化や融雪設備を導入されるお客様も増えてきています。
~まとめ:屋上のある暮らし、はじめませんか?~
「家の上に庭がある」――そんな暮らし、ちょっとワクワクしませんか?
- ・限られた敷地を最大限に活用したい
- ・プライベート感のある屋外空間がほしい
- ・木造にはない頑丈さで、長く安心して使いたい
そんな方には、屋上バルコニーのあるコンクリート住宅がぴったりです。
もちろん、屋上をつくるかどうか、どんな使い方をするかは、お客様次第。
でも「できるか、できないか」で言えば、コンクリート住宅なら“できる”選択肢が増えるのは確かです。
北海道という寒冷地でも、工夫しだいで屋上を楽しく活用できますよ。
気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの「屋上のある暮らし」、私たちと一緒にカタチにしてみませんか?